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2017年7月25日(火)

13:30~15:30

主催 TOSS/イレギュラー

後援 愛媛県教育委員会

​宇和島市・八幡浜市・大洲市・西予市・内子町・伊方町・松野町・鬼北町・愛南町の各教育委員会

WHEN /

2017年7月25日(火)PM1:30-3:30

WHERE /

道の駅津島
やすらぎの里 大ホール

ABOUT THE EVENT /

■1 学校全体で学力向上に取り組むことで生まれた「子どもの事実」
→公立小学校(熊本県)で,記述式問題を全員が解けるようになったのはなぜか?その取り組みを紹介します。

 

■2 子どもが問題を読むようになる「条件付き問題」の授業
→条件付き記述問題では,問題を読み,条件を満たしながら書く必要があります。どのように指導すればよいのか,実際に子どもの解答用紙を示しながら解説します。

 

■3 作業によって「問題をよく読む」ようにするPISA型問題の授業
→全国学力テストを用いた授業実践を再現します。〇で囲む,線で結ぶ作業で,消去の仕方で,選択肢問題の正答率が高くなります。

 

■4 全員が記述式問題で満点をとれるようになる「書き込み」の指導
→物語文教材を用いて,読みを深める方法を提案します。設問文に「書き込み」をすることで理解が深まります。

 

■5 学校にB問題対策システムを導入するイロハ
→学力向上は「チーム学校」で行うこと大事です。全国学力テストを目的にするのではなく,目指す力を育てるための日常の授業改善などを,校内研修の映像をもとに解説します。

 

■6 Q&A
→皆さまからのご質問にお答えします。

 

★セミナーに参加された校長先生からのお手紙を紹介します。

椿原先生との出会い,そして学んだこと
私は今でもあの衝撃を忘れることができない。8月上旬の夜に開かれた椿原塾。失礼ながら,わたしはそれまで椿原先生のことを全く知らなかった。私はほんの軽い気持ちで参加したのだが,「どうせ私費を払って参加するなら一番前の席を取って下さい」と事務局の先生にお願いし,会場入りした。
約2時間の授業。教育にかける熱さだけなら負けない自負はあるのだが,椿原先生には,それに理論と実践が加わっていた。参加者全員が,全学調の国語B問題の過去問を解いていったのだが,授業の小気味よさがたまらなかった。椿原先生は,他の先生と同じように校長である私にも何度も指名した。残念ながら半分程しか答えられなかったのだが,はずかしさはあまりなかった。実践に裏打ちされた理論と理論に基づいた実践。このような実践を続けることができるなら,子どもたちは絶対に力をつけることができると思った。
当日は本校から私を含めて4名の教師が参加していたのだが,椿原先生をぜひとも本校の校内研修の講師に招聘したいと考え,その日のうちに交渉し内諾を得ることができた。
8月31日,椿原先生を本校の校内研修にお招きし,15:00~16:30の90分間,本校の先生方に授業をしていただいた。内容は,椿原先生の学級経営等の実践の紹介と全学調の国語B問題の過去問を解いていくこと。授業の熱さと小気味よさは前回同様であった。先生方一人一人の感想等を聞くことができなかったが,私同様衝撃を受けておられたことは間違いない。
その後本校では,12月の県学調(ゆうチャレンジ)に向けて,合計7回国語B問題の過去問の解き方・考え方の指導を3年生以上の全クラスで行った。学校全体として,国語の「読むこと・書くこと」に関しては,満足する結果を得ることができた。やはり,教師がきちんと指導したこと,子ども自身が解き方を理解できたことは,結果として返ってくることを実感した。
次年度は,本校の子どもたちに直接指導していただきたいと密かに考えている。
椿原先生には,感謝の気持ちでいっぱいである。
熊本県公立小学校校長

椿原正和の全国学力・学習状況調査をふまえた授業改善セミナー

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